棗のある日物語。 2009/01/07 (Wed)

この前駅前で中学の時の友人、Mちゃんに会った。
そのMちゃんは男にフラれて少し鬱状態に入っていた。

Mちゃん「もうさ～、人の気持ちって分からん」
自分「そうだよね～、でも世の中分からないコトだらけだよ。あ、ホラ電車着たし、乗ろうよ。」

まぁ、そうやって慰めるわけです。

～電車内～
Mちゃん「はぁ～、皆死ねばいいのに･･･。」
自分「･･･分からんでもないよ。」

あまりにもヤバイMちゃん。
彼女は歌を歌うことが好きなので心を落ち着かせるために
歌を歌うことを提案します。

自分「好きな歌を歌ってみたら？？」
Mちゃん「え～、好きな歌～？」
自分「そうそう！」
Mちゃん「････。
ウィアーザ ワールド～、ウィアーザ チルドレーン～」

自分「･･･！？Mちゃんソレって･･･」

Mちゃん「あぁ、We are the world？」
自分「いや、それは分かる、なんで今その曲を歌うのかと。」
Mちゃん「だってあんたが歌えって。」

（いやいや、さっきまで「皆死ね」って言ってた奴がその曲歌うのはどうかと言って･･･）
Mちゃん「あ、もうここで降りるから～バイバイ！」
自分「･･･。」


たとえ好きな曲でもちょっと考えろよ　と私はMちゃんに伝えられないまま別れたのだった･･･。
ていうか本当に男にフラれて落ち込んでいるのかと、私はちょっとMちゃんを疑ったのだった･･･。